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地籍の整備

民主党の政策調査委員会の勉強会として、

土地家屋調査士会の皆様から、地籍の整備について勉強させていただきました。

120630土地家屋調査


土地家屋調査士とは、土地や建物がどこにあって、どのような形状か、

どのように利用されているかなどを調査、測量して図面作成、

不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う測量及び表示に関する登記の専門家のこと。(wikipediaより)


要するに土地の地番(住所)や、地目(用途)、地積(面積)等の登記記録の変更・更正を行う方です。


このご時世、土地の調査なんか完璧に仕上がっているものと思いきや、

実は京都府の地積の調査率7%で 全国ワースト1 なんです。

そして、長岡京市の調査率は・・・ 0%

長岡京市は、これまで1度も地籍調査を実施しておらず、未着手の状態なんです。(国土交通省


そう言えば、市民の方から、

その方の自宅横にある水路との境界がどうなっているのか、

所有者はどなたになるのか、質問をいただき、市に問合せ、調べたところ、

その水路は現在市の管理・所有となっているのですが、

資料の上では所有者は別の名義人で、しかも相当昔の方と推察される名前だったと言うことがありました。


その時は、ずいぶん古い行政資料しかなくて

更新できていないのだろうな、と考えていましたが、

実は地籍の調査が行われていないせいだったのだ、ということを今回の勉強会で理解しました。


で、この地籍の調査を行っていないと、どんなデメリットがあるのか、というと

・都市再生法への支障

・災害復旧の遅れ(防災・減災、事前復興)

・公共用地の適正管理

・課税の公平性

・森林管理への支障            などが挙げられるそうです。


都市再生法は、都市の住環境向上のために、市街地整備を行う法律ですが、

長岡京市で言えば、阪急長岡天神駅周辺(開田)の区画整理事業に関係すると、私は理解しています。

地籍の調査がなされていないと、区画整理は行うことができません。

地籍の調査自体も年単位の時間が必要になりますので、区画整理事業の一つ大きな障害と考えられます。


また、災害復旧の遅れ(防災・減災、事前復興)とは

東日本の復興の遅れの一つの原因として、地籍調査がなされていなかったことが挙げられました。

津波で全てが流されて、民地と道路の境界が分からなくなったので、

道路等を整備しようにも着手できず、数か月の時間をかけて地籍の調査から行う必要がありました。

現在の地籍調査技術は大変向上して、GPSを用いて地球上の定点観測ができるようになっているので、

たとえ境界の標示が流されても、土地自身が移動して伸び縮しようとも、

基準点からの位置を割り出すことができるため、境界を特定できるそうです。

そのように「何か」が起こった後の復興を前倒しすることが可能なため、

「事前復興」という言葉を使っているそうです。


などなど、私自身がまだまだこれから勉強しなければならないことを

たくさん勉強させていただきました。



ところで、全く別件なのですが、

尖閣諸島の地積の調査は、明治の時代から行われ、その資料が今でも残っているそうです。
120630尖閣地籍


地籍の資料には、国有地として登記された後、大蔵省管轄となり、

昭和の初期にカツオブシ加工事業を行うために、民間に払い下げたという変遷が記されています。


こういった資料からも 日本の歴史 が垣間見られるので、

意外と行政資料は面白いものです
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プロフィール

堤 じゅん太

Author:堤 じゅん太
ようこそ!

【本名】 堤 淳太

【生年月日】
 1978年6月25日生まれ

【性別】  男性

【血液型】 A型

【略歴】
 久留米大学附設高等学校 卒業
 京都大学 総合人間学部 卒業
 サラリーマンを経て
     長岡京市議会議員へ挑戦
 2009年10月の選挙でトップ当選!

【趣味】 読書、ラーメン食べ歩き

【好きな本】
 星の王子さま/論語/項羽と劉邦

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